Q&A


肌着やワイシャツといった薄い生地のものであれば問題ありません。トレーナーやセーターの上からの測定、または腕まくりによって腕が締め付けられた状態での測定はできるだけ控えてください(やや高い血圧値が出てしまいます)。

できるだけ起床後1時間以内の測定を心がけて欲しいですが、難しいときは時間があるときにでも測定してみましょう。

夜勤のように遅く起きたり早く起きたりした場合も、とにかく起床後1時間以内に測定をお願いします。血圧手帳などに記録する場合は、夜勤によって生活時間帯がずれていることをメモして医療関係者に見せましょう。

一般的に、検診・健診や診察室で血圧を測ると緊張によって血圧が約5 mmHg高くなるといわれています。医療機関でのみ高血圧の人を白衣高血圧、家や職場など医療機関外で高血圧の人を仮面高血圧といいます。仮面高血圧の方が、循環器疾患リスクが高いことが知られているので、家のような環境での血圧測定を心がけ、医師にその値を報告しましょう。ただし、家の血圧計が古くて空気漏れがあったり、精度が低い手首血圧計で測定したりしているために家の血圧が低い人が時々います。自分の血圧計は問題ないか一度確かめてみましょう。

上の血圧や下の血圧いずれにおいても血圧値が高いこと自体、良いことではありません。また、上の血圧は年齢とともに上昇しますが、下の血圧は約60歳以降に低下していきます。そうすると、高齢者では上と下の血圧の差である“脈圧”は拡がっていきます。これは血管の弾力性の低下、つまり動脈硬化が原因と考えられており、必ずしも上の血圧(収縮期血圧)と下の血圧(拡張期血圧)の差が大きければ大丈夫というわけではありません。

そのような雑誌は信じず、いつもかかっている医師の指示に従ってください。高血圧は、日本人における循環器疾患リスクの最大の原因です。基本的に、血圧は低ければ低いほど脳卒中や心臓病のリスクが低くなります。これは、多くの医学研究で証明されています。ただし、ごく一部ですが、特殊な臓器障害など血圧を下げすぎてはいけない人もいます。お近くの医師の治療方針に従うようにしてください。