家庭血圧の測定方法


 日本高血圧学会が定める高血圧治療ガイドライン2019では次の測定が推奨されています(一般者向けに文言を修正しています)。

1.装置


 上腕カフ・オシロメトリック法に基づく装置
 ※一般的に販売される上腕血圧計です。

2.測定環境


 ▸静かで適当な室温の環境(冬場は寒くない部屋で)
 ▸原則として背もたれつきの椅子に足を組まず座って1-2分の安静後
 ▸会話をしない環境
 ▸測定前に喫煙、飲酒、カフェインの摂取は行わない
 ▸カフ(腕に巻く腕帯)の位置を心臓の高さに維持できる環境

3.測定条件


▸朝(起床後)1時間以内
▸排尿後
▸朝の服薬前
▸朝食前
▸座位1-2分安静後
▸晩(就寝前)
▸座位1-2分安静後
   指示により、夕食前、晩の服薬前、入浴前、飲酒前などその他適宜。
   自覚症状のある時、休日前、深夜睡眠時
   ▸1機会ごとに原則2回測定し、その平均をとる
   ▸1機会に1回のみ測定した場合は1回のみの血圧値をその機会の血圧値として用いる
   できる限り長期間
   すべての記録値を記録(評価には少なくとも5日間の測定値が必要)
   高血圧の基準は、朝・晩いずれかの平均値で上の血圧(収縮期血圧)
   135 mmHg以上または下の血圧(拡張期血圧)85 mmHg以上
   ▸測定値の上下や一時的な測り忘れに一喜一憂しない
   ▸血圧左右差が無い場合、原則として利き手の反対側での測定が推奨される

4.動画


 以下の家庭血圧測定動画も参照ください。※閲覧にはGoogleアカウントのログインが必要です。
   ▸朝の血圧測定ガイド(1分20秒)夜の血圧測定ガイド(1分10秒)